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私がフランスの地方を旅する中で出会った、ロマネスクの世界を紹介します。 |
宗教美術だから、と肩肘張ることなく、1000年の時を超えて私達の心に語りかけてくる職人達の息遣いを感じて下さい。 |
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ロマネスク美術は宗教美術であり、キリスト教や教会堂とは切り離せないもの。 |
そう耳にすると堅苦しく感じるかもしれませんが、ロマネスクの世界はとにかくポップでキッチュ。 |
その魅力はなんといっても、溢れる生命力、圧倒的な躍動感。 |
特別な知識がなくても、無条件に私達の強張った顔の表情を和らげ、肩の緊張を解きほぐし、頑なになった心をそっと温めてくれます。 |
そして厚い壁で囲まれた暗いロマネスクの教会堂は、真の静寂と出会えるところ。 |
その「神の家」に身を置けば、たとえ信仰がなくても、思わず背筋は伸びるでしょう。安堵を覚えるかもしれません、自己と対峙してしまうかもしれません。 |
このサイトがあなたにとって、更なるフランスの魅力との出会い、フランスへ旅に出る次のきっかけとなったら、幸いです。 |
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■探す Chercher | |||
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■更新情報 Nouveautés | |||
♦2023.12.06 | 「ブリーヴ・ラ・ガイヤルド Brive-la-Gaillarde」 のページを更新しました。 | ![]() |
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Renouvellement de la nouvelle page "Brive-la-Gaillarde" | |||
ブリーヴ・ラ・ガイヤルドはツーリストにとっては馴染みが薄い街かもしれませんが、鉄道網の要所なので、移動途中でホームに降り立つこともままあると思います。是非乗換えの待ち時間等を利用して、サン・マルタン・コレジアル教会 Collégiale Saint-Martin de Brive-la-Gaillarde に足をのばしてみてください。教会堂はSNCFの駅から僅か1キロ弱程の距離です。後陣をぐるりとまわるだけでも、賑やかに出迎えてくれるモディヨン達に、ロマネスク探求心をくすぐられると思います。 尚、この教会堂が祀るのはトゥールの聖マルティヌスでなく、その弟子のひとりだったスペイン出身の聖マルティヌスです。本文では紹介していませんが、クリプトに19世紀に制作された聖人の胸像の聖遺物入れが2つあります。 |
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♦2023.11.07 | 「ベルゼ・ラ・ヴィル Berzé-la-Ville」 のページを更新しました。 | ![]() |
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Renouvellement de la nouvelle page "Berzé-la-Ville" | |||
呪文のような名のブルゴーニュの小さなコミュニティ、ベルゼ・ラ・ヴィルに残る、シャペル・デュ・シャトー・デ・モワヌ Chapelle du Château des moine de Berzé-la-Ville を紹介しています。 訪れた当時、ベルゼの礼拝堂は私にとって最大の憧れの地で、いざ辿り着くと壁画にばかり気を取られ、それ以外は殆ど写真に残すことを忘れてしまったという失態。建物を出ると居合わせた30代位の恐らくドイツ人男性が、目に涙をためて私の手を握りながら「素晴らしかったね」と何度も繰り返していたことを思い出します。気力のある方は、是非参考資料(フランス語)にも目を通して頂きたく、ベルゼの壁画解釈の深掘りが叶うのみならず、当時の社会情勢についても一通り復習できると思います。 ベルゼはアクセスが容易ではないので、諦める方も少なくないかもしれませんが、パリのシャイヨー宮内の建築・文化財博物館に壁画の複製があるので、当座はこちらで凌いでも。 |
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♦2023.10.02 | 「ボーケール Beaucaire」 のページを追加しました。 | ![]() |
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Ajout de la nouvelle page "Beaucaire" | |||
かつて河川貿易で栄華を極めたボーケールのコレジアル・ノートル・ダム・デ・ポミエ Collégiale Notre-Dame-des Pommiers を紹介します。予備知識がないと18世紀の現教会堂を無下にやり過ごしてしまうかもしれませんが、外壁に2つのロマネスク期のフリーズを観察することができます。サン・ジルの修道院教会を訪れた方なら、ニヤニヤと笑ってしまうこと、請け合いです。 観光目的でこの街を訪れる方は多くないと思いますが、ボーケールはアルルやニーム、アヴィニョンといった近隣の歴史的な街とを繋ぐ交通の要衝になっているため、立ち寄るチャンスは少なくないと思います。バスの途中下車や乗継を利用して、中世の興味深い史跡が残る街を散策してみて下さい。タラスコンからも徒歩でアクセスできます。 尚、諸事情により、参考テキスト及びサイトをあまりオープンにすることができなかったことをここでお断りします。 |
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・・・Ajouts précédents・・・ |
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♦le 07 septembre |
♦le 31 juillet |
♦le 06 juin |
♦le 07 mai |
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アベイ・サント・マリー AbbayeSainte-Marie de Souillac | プリウレ・サン・ピエール・エ・サン・ポール Prieuré Saint-Pierre-et-Saint-Paul de Souvigny | エグリーズ・サン・バジル EgliseSaint-Basile d'Etampes エグリーズ・サン・ジル Eglise Saint-Gilles d'Etampes |
バジリク・サン・タンドッシュBasilique Saint-Andoche deSaulieu |
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