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私がフランスの地方を旅する中で出会った、ロマネスクの世界を紹介します。 |
宗教美術だから、と肩肘張ることなく、1000年の時を超えて私達の心に語りかけてくる職人達の息遣いを感じて下さい。 |
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ロマネスク美術は宗教美術であり、キリスト教や教会堂とは切り離せないもの。 |
そう耳にすると堅苦しく感じるかもしれませんが、ロマネスクの世界はとにかくポップでキッチュ。 |
その魅力はなんといっても、溢れる生命力、圧倒的な躍動感。 |
特別な知識がなくても、無条件に私達の強張った顔の表情を和らげ、肩の緊張を解きほぐし、頑なになった心をそっと温めてくれます。 |
そして厚い壁で囲まれた暗いロマネスクの教会堂は、真の静寂と出会えるところ。 |
その「神の家」に身を置けば、たとえ信仰がなくても、思わず背筋は伸びるでしょう。安堵を覚えるかもしれません、自己と対峙してしまうかもしれません。 |
このサイトがあなたにとって、更なるフランスの魅力との出会い、フランスへ旅に出る次のきっかけとなったら、幸いです。 |
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■探す Chercher | |||
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■更新情報 Nouveautés | |||
♦2023.09.07 | 「スイヤック Souillac」 のページを更新しました。 | ![]() |
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Renouvellement de la page "Souillac" | |||
アベイ・サント・マリー Abbaye Sainte-Marie de Souillac には、トゥールーズ派の傑作、スイヤックのピラーとイザヤ像があり、ロマネスク・ファンにとってはケルシーの至宝といっても過言でないと思いますが、残念ながらその知名度はまだ高くないと感じます。 私はスイヤックのイザヤ像を実際に目にした時、猛々しい印象を抱いたのですが、改めて他のサイトの秀逸な写真を見ると、イザヤはあくまで穏やかな表情をしていて、自分のこれまでの印象とのギャップに驚かされました。恐らく、その時のフィジカルやメンタルのコンディションのせいで私にはそのように「見えた」のだろうと結論付けているのですが(どれだけ疲弊していたのだか)、ともかく魂がこもった作品には、往々にしてこういうマジックのようなことを起こす力があるのかもしれません。 スイヤックには宗教戦争時に受けた爪痕を今尚物悲しく晒すサン・マルタン教会 Eglise Saint-Martin de Souillac も残ります。修道院教会から徒歩で僅か2‐3分です。 |
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♦2023.07.31 | 「スヴィニー Souvigny 1」 のページを更新しました。 | ![]() |
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Renouvellement de la page "Souvigny 1" | |||
スヴィニーには、クリュニーの娘修道院のひとつ、サン・ピエール・エ・サン・ポール小修道院 Prieuré Saint-Pierre-et-Saint-Paul de Souvigny が残ります。教会堂の隣にあるスヴィニー・ミュージアム Musée deSouvigny の「ゾディアックの円柱」も必見です。 私のスヴィニーの思い出ですが、諸々見学し終えた頃土砂降りの雨に見舞われ、なぜか周囲のカフェ等は全て閉まっていたため、バスの時間まで雨宿りしようと教会堂内の席に腰掛けました。その時は週末コンサートを控えたオルガン奏者が大音量でリハーサルをしていたのですが、私は座った途端に瞑想状態に陥ったというか、眠ってしまったというか、とにかく気づいたら45分も経っていました。我ながら自分に驚きつつ外に出ると雨はぴたりと止み、バス停に着くとほぼ同時にバスが滑るように到着、そして私がバスに乗り込むとまた滝のような雨が。更に駅に着くと、SNCFが車両不備で目当ての路線はホームに止まっている列車がその日の最終便とのアナウンス。ぎゅう詰めの列車に飛び乗ると、数十秒後に列車は走り出しましたとさ、というわけで、私にとってスヴィニーは実に摩訶不思議な印象の街です。 |
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♦2023.06.06 | 「エタンプ Etampes 2」 のページを追加しました。 | ![]() |
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Ajout de la nouvelle page "Etampes 2" | |||
パリ市内からRERで1時間程で訪れることができるエタンプの第2のページを作成しました。エグリーズ・サン・バジル Eglise Saint-Basile d'Etampes 、エグリーズ・サン・ジル Eglise Saint-Gilles d'Etampes を紹介しています。パリでのスキマ時間等に気軽に脚をのばして下さい。 尚サン・マルタン教会 Collégiale Saint-Martin d'Etampes (写真のみの紹介)について、この教会堂の鐘楼塔は、ピサの斜塔のように傾いています、というより、むしろバナナのような形をしています。地盤が柔らかく、建設中にも徐々に傾いていく中で、補正しながら造り上げた結果だそうです。 蛇足ですが、遅ればせながら簡単な自己紹介をコンタクト CONTACT のページに載せました。お時間のある方のみ覗いて下さい。 |
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・・・Ajouts précédents・・・ |
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♦le 07 mai |
♦le 21 mars |
♦le 02 février 2023 |
♦le 30 décembre |
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バジリク・サン・タンドッシュBasilique Saint-Andoche deSaulieu | エグリーズ・ノートル・ダム・ラ・グランド Eglise Notre-Dame-la-Grandede Poitiers | エグリーズ・サン・テュゼブ Saint-Eusèbe d'Auxerre |
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